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教員を続けるべきか、辞めるべきか?悩み抜いた先に見えた新しい未来

SSプログラムは、教員向けに、新しいキャリア選択の可能性を見つけるプログラムをご用意しています。

受講生は自分と向き合う4ヶ月を通して、強みや才能、本当にやりたいことが明確になり、希望を持って人生を楽しもうと行動されています。

本日は元中学校の英語教員でこの3月に退職した【えみさん】にインタビューさせていただきました。
えみさんは教員歴 10年でご退職されたということで、お疲れ様でした。

【この記事は、2024年5月にインタビューしたものです。】

新川:
3月からもう1ヶ月ちょっと経ちましたが、今はどんな気持ちですか?

ーーえみさん:
今はすごくのんびりして充実しています。
早いですね。もう1ヶ月経っちゃった!っていう感じです。

新川:
最初に悩み始めたのが確か35 歳ぐらいだったとお聞きしていますが、そこから2年経って37歳でご退職されたと思うのですが、2年間とどまった理由を教えてください。

ーーえみさん:2人目の子を出産して復帰したタイミングで辞めたいなと思っていたんです。でも教員をやめて、自分が別の仕事をするというイメージも持てず、収入面での不安が1番大きかったですかね。

教員の安定した収入を失うことが怖くて。働き方や過ごし方を工夫すれば、続けられるんじゃないかと思い、踏みとどまりました。

自分が楽しめる状況があるんじゃないか?

早く帰る日を作る、仕事の効率化を図る、などの工夫を頑張れば、続けられるんじゃないかと思ったんです。だけど、復帰2年目に長女が小学校に上がるタイミングで

「学校に行きたくない!ママがいい!」と泣いてしまうことがあり、

無理やり両親にお願いして、出勤する日が続きました。実の子をないがしろにして何やっているんだろう?と思いました。

実の子の母親という立場は私しかいない。中学の先生は、実の子をそこまで放っておいてまでやることなのかな?

わが子としっかり向き合うべきじゃないか?と思い、辞める決断をしました。

新川:ありがとうございます。
そもそもですが、えみさんはどんな教師になりたいと思っていたんですか?

ーーえみさん:私は、教員になろうと思っていたわけではないんです。話すのも苦手な方だったし、そもそも教育学部ではなく英語系の学部だったので。

教員になろうと思ったきっかけは、同じ英語系の学部の先輩が、福祉系の職場につかれていて、不思議に思ってお話を聞かせていただいたんですね。

その時に、先輩から「障害があってもなくても住みやすい世界を作りたいんだ。」という話を聞いて、私もボランティアやアルバイトで働かせていただくようになります。

私も、どんな人でも可能性はあり、自分らしく生きられるように、子供たちがなれたらいいなと思い、それを考えた時に学校っていろんな人がいるので私のような口下手の先生もいてもいいのかなと思いました。

いろんな先生がいて、いろんな子供がいていいんだよ。と言ってあげたいし、自分にも言ってあげたかったので英語教師を目指すことにしました。

新川:素敵な理由ですね!
実際教師になって理想と現実のギャップはありましたか?

ーーえみさん:子どもには「自分らしくいていいんだよ」と伝えたかったのですが、教室には30-40人いるのでそれだけではまとまらないですよね。

授業でも、先生から授業を聞くだけではなく、自由に生徒が考える時間を設けていたんですけど、その時間は生徒は立ち歩いてもいいし、どんな勉強の仕方をしてもいいと言ってたんです。ところが、指導教員の先生から「これは授業ではない、私語をしてワチャワチャしているだけだ」とめっちゃ怒られました。

私は、私語をしている中でも何か学びがあったりして生徒が学ぶ過程があるんだって思っていたんですが、指導教員の方にうまく説明が出来なくて、結局、他の先生に言われた通り、きちんと座らせて話を聞く授業だけになっていきました。

自分の思いと、こうあるべきだというスタイルとにギャップを感じ、自分がやりたい授業ではないなと思いながら教師をしていました。

新川:初任は自分のスタイルで授業するのは難しいと思うのですが、2年目3年目くらいから徐々に自分のスタイルで授業ができるようになる人もいると思うのですがいかがですか?

ーーえみさん:いやー、できなかったですね、結局。それで2校目に異動したんです。

2校目は大きな学校で1学年7クラスくらいあったので、1学年1つの教科でも先生が複数人でやらなきゃいけなかったので他の先生と授業の速度を合わせなければいけないのもあり、1校目よりもできなかったです。

他の先生は私より先輩だったので、そちらに合わさなきゃいけない状況でしたねまた、そこから抜け出してまで、自分の主張を言えるような勇気も気力もなかったです。

周りに合わせて穏便に済ませたいと思ってしまったんですよね。異動したばっかりで、校風に合わせないといけないし…と思っていました。

そして2校目の3年目に出産でお休みをいただいたのもあり、自分の意見を押し通すことはできなくて、

どちらかというと縁の下の力持ちのような立場から、旗を振る先生のサポートをしていましたね。そういう人もいいかなと思っていました。

結婚のタイミングが2校目に異動するタイミングでした。苗字変えるのもねちょうどいいし(笑)

新川:2校目に行くタイミングで結婚したんですね。
結婚した時に心の変化や働き方に変化はあったでしょうか?

ーーえみさん:結婚では特に変化はなかったと思います。夫は教員ではないのですが夜遅くまで働いていましたし。

私も働き方を変えることはなかったですね。子どももすぐできたわけではないので。

朝早くから夜遅くまで働いていました💦

新川:それに関して旦那さんは特に何も言わずですか?

ーーえみさん:そうですね、夫は一般社会人なので公務員のボーナスとか給料を頼りにしていたというか、私が大黒柱として働かないといけないみたいな。

そんな感じで、いい意味で頑張ろって思っていましたね!

新川:子どもを産むタイミングとかも考えたんですか?

ーーえみさん:それは考えていなかったです。

先輩の先生からも、「そこを考えたらキリがないから」とアドバイスをいただいたので。

新川:育産休を明けて復帰するのってすごい大変って思うんですけど、どんな感じでしたか?

ーーえみさん:同僚の先生がすごい気遣ってくれまして、「無理してない?」とか「座っていていいよ」と声をかけてくれてたので本当に感謝しています。

生徒も気遣ってくれて、「荷物を職員室まで運んでおくね」って言ってくれたり、同僚の先生や生徒たちにすごく助けてもらいました。

嫌味を言う先生もいなかったので良かったです。

新川:育産休を取って長期お休みをするじゃないですか、その時は戻る気はあったんですか?
辞めたいなって思ったりはしなかったですか?

ーーえみさん:戻る気でしたね、経済的な理由が一番大きかったです。

育休を取って1年間は収入の何割かが入ってくるのでいいのですが、1年過ぎると無給になってしまい、夫の給料だけだとやっていけないなと思っていました。

もちろん、中学校の先生 の仕事も好きだし生徒も可愛いし働きたいなと思っていました。

仕事をすることが自分のアイデンティティでしたね。仕事をすることで自分の自己有用感が保てるという気持ちがありました。

新川:復帰まではどのくらいかかりましたか?

ーーえみさん:一人目は、9月からお休みいただいたので、1年半後の4月に復帰しました。

新川:育休を取る人は、すぐに復帰する人と、ゆっくり休んでから復帰する人と結構分かれる印象ですが、えみさんは復帰は早い方ですよね?

ーーえみさん:そうですね、1年はしっかりお休みしたいと思っていましたが、3年休むほどではないなと思いました。

それは経済的な理由以外では、子どもと1対1でずっといるよりは、自分の時間も欲しいし、子どもも、私と1対1でずっといるよりは保育園でいろんな人と関わった方がいいなと思ったからです。

新川:結婚した時は、独身の時と働き方はほとんど変わりないということでしたが、子どもが生まれて復帰してからは、働き方や気持ちはどう変わりましたか?

ーーえみさん:子どもがいると、保育園に預けないといけないので、朝は7時から夜の7時までだったんですけど、最大限預けさせていただいていました。

保育園のお迎えがあるので18時までしか、学校にはいれません、と同僚の先生に伝えて、そう動いていました。

18時って十分働いているんですけど(笑)独身の時は21時とか22時、下手したら23時までなってたんです…。

その点、18時までしか対応できないというのは、同僚の先生にも保護者にもしっかり伝えて理解してもらいました。

皆さんに理解いただき、申し訳なさを感じることなく働けていました。

新川:いい職場ですね!
独身の時は21時とか遅い時間までいないと回らなかった仕事が18時で強制的に退勤していたと思うのですが、何か工夫をしていたんですか?

ーーえみさん:同僚の先生もすごく気遣ってくれたので、例えば、復帰一年目は重めの仕事は回ってこないようにしてくれていて、本当に助かりました。

新川:えみさんは部活ってどうしてたんですか?

ーーえみさん:復帰してからは、体育会系ではなく文化系の部活の副顧問などにさせていただいたので、土日に出勤することもほとんどありませんでした。

復帰してからは、体育会系ではなく文化系の部活の副顧問などにさせていただいたので、土日に出勤することもほとんどありませんでした。

新川:7時に送って19時にえみさんが迎えに行っていたんですか?
実家や義実家は近くないんですか?

ーーえみさん:どちらも近いですよ。どうしても迎えに行けないというときはお願いしますが、基本的には自分で迎えに行きました。

頼りすぎるのも、ちょっと気が引けて、適切な距離を保ちたかったというのがありまして。
仕事も育児も育児も頑張りたいというのがあったので!

新川:えらいですね!旦那さんの助けはどうでしたか?

ーーえみさん:私がどうしてもというときだけでしたね、基本全部私がやっていて、

本当かどうかはわからないですけど、仕事が忙しくて早く帰ることはできないといつも言っていました。

内心、私は子育ても家事もやらなければいけないのに、夫は仕事だけに集中できていいな、時間を気にせず会社に残れていいなって思うことも多々ありました。

実際に伝えたこともあるんですけど、「教員の方が福利厚生も充実しているし休みも取りやすいでしょ?」

簡単に休めるんじゃなくて、私が送り迎えの為に仕事量を調整したり色々と工夫しているからできることなんだけどな~と思っていてもなかなか言えなくて…。

新川:えみさんは色々と分かってほしかったと思うんですが、理解していただけなかったんですね。
復帰して2年たったらまた育休かと思うのですが…。

ーーえみさん:そうですね、復帰して2年経ったくらいに妊娠が発覚して、

一人目から時間もたっていたので、もう子どもはできないのかなって思っていました。

また一人目の時よりも初期の体調が良くなくて…。

妊娠が発覚したのが1月で、3月にはコロナが深刻化してきたあの時期でして、

一斉に休校になったじゃないですか。

当然、娘の保育園も休みになったので、妊婦さんにはリスクが高いからということで特別措置で私自身も休ませていただいていて、タイミングも良く、長女と最後の二人きりの時間を楽しめて、仕事の両立で悩むこともなくできた時期でした。

新川:確かに、コロナは良いことではないと思いますが、そのタイミングで子どもとの時間を過ごせたのは良かったですね。
コロナでいうと、コロナの時期は学校も休校や時間短縮等があり、先生たちもゆっくりした生活が過ごせていた印象があり、今までの働き方って何だったんだろう?と疑問を持つ先生も多かった気がしますが、えみさんはそう思われましたか?

ーーえみさん:確かにコロナも、教員を辞める理由にはなりましたね。働き方、教員の長時間労働の問題について考える時間ができました。

コロナにより行事がなくなったり制限されたりと、いい部分もあったんですが、生徒に我慢をしてもらわなければならないとか、心苦しさも有りました。

組織として、十分なサービスを提供できていないもどかしさがありましたね。

新川:そうですか、コロナが改めて学校の良さを教えてくれた感じもありますよね。

ーーえみさん:そうですね。なので本当の意味で、休校だったりオンラインへの切り替えだったりのバタバタした状態には関われていないんです。

新川:その後、どのくらいで復帰したんですか?

ーーえみさん:年度初めに復帰したので1年半をちょっと超えるくらいお休みをいただきました。

新川:2度目の復帰ですが、お子さんが二人いると何か変わりましたか?

ーーえみさん:やっぱり1人の時は平気だったことが 2人いるとすごい大変に感じてしまったりしました。

育児の方もそうですけど、職場の環境も変わっていて、前の年に異動が多くて、知らない先生がすごい増えていたのとコロナでもう学校行事のやり方とかも激変していたのと英語の教科書も変わっていたのと、1人1台タブレットが導入されて、英語もデジタル教科書になっていて。

本当に1年半休んだだけなのにすごく変わっていて慣れるのが大変でした。

新川:2人目の時も7時に保育園に送って19時に迎えに行っての環境は変わらずですか?

ーーえみさん:そうですね、一人の時より二人なので余計大変でした。

新川:夫や実家や義実家とのかかわりも前と変わりない感じですか?

ーーえみさん:うーん、でも2人いるので、1人が体調不良になって元気になったと思ったら2人目が風邪をもらうとかがあり、親に頼る機会は増えたと思います。

頼らざるを得ないので思い切って頼っていました。

でも夫は働き方を全然変えないので、何で私ばっかり妊娠中も体調不良で悩んだりとか復帰するのにも働き方悩んだりとか復帰後も時間調整してやりくりしたりとかで私ばっかり思っていました。

新川:頼っていたのはえみさんの両親がほとんどですか?

ーーえみさん:そうですね。私の両親がほとんどでした。

新川:そんな中、冒頭の話に戻りますけど、娘(長女)さんが学校に行きたくないって言い始めたってことですよね?

ーーえみさん:そうですね、行きたくないって言うのも、家を出ないと行かない時間に急に言うので、30分前に言ってくれれば、余裕をもって連絡を取れたり出来るんですが、

ギリギリに言うので、まずは無理やり連れて行こうとするけど、車に乗らないので、親を呼び、来るまで待たないといけないので職場には遅れることが確定するので連絡をして、

もし1限目の授業があったら、当然準備をしてたわけではないので、どんな自習をしてもらうかを考えないといけないし、娘が遅れるのも連絡してと、とてもバタバタしていました。

新川:どのくらいの頻度で学校に行きたくないって言ってたんですか?

ーーえみさん:週に1回は休んでいいことにしました。

話を聞いていると、どうやら道徳の時間に行きたくないということが分かったので道徳がある曜日はお休みしても良いことにしました。

新川:それは復帰してすぐのことなんですか?

ーーえみさん:復帰して2年目のことでした。

1年目は、特に大きな変化もなく、1人が2人に増え大変さは増しましたけど。ただ、学校授業が大きく変わっていたので慣れるのが大変な1年でした。

新川:そうなんですね、2年目にお子様がそういうふうになって、お子様と一緒にいる時間を増やしたいなと思ったということですかね?

ーーえみさん:そうですね。

新川:ちなみにそういうときの旦那さんはどんな感じだったんですか?

ーーえみさん:夫は普通に仕事に行き、「学校には行きなさい」とだけ。

男性の方は男性の方で、色々とあるんでしょうけど働き方を変えずに仕事を優先できていいなって思っていました。

やっぱり、世間的にも母親が家庭を優先しないといけないというのもあり、私もそう思っていたので…。

2年目は部分休業させてもらいました。 朝30分遅めの出勤と終わりも30分早く帰らせていただいていたので他の先生に比べると少し余裕があったのですが…。

それでも朝行きたくないのバトルがあるときはそれでも間に合わないときがあるので…。

新川:それは四月とか五月とかの話ですか?

ーーえみさん:そうですね、私は日記を書いているんですけど、それを読み返してみると五月の時点で「しんどい、やめたい」って書いていました。

新川:五月には五月病を発症しますしね、年度初めにはやめたいという気持ちになっていたけどそこから持ち直したのはなんですか?

ーーえみさん:やっぱり年度の途中で投げ出してしまうのは良くないという思いと、年度末までは成し遂げたいという気持ちがあり、その思いだけで気力を保っていたのがありますね。

生徒にとっても、年度の途中で先生が変わってしまうのはあまりよくないと思うのでその責任感で何とか持ちこたえました!

新川:その時に働き方もそうだとは思うんですけど、非常勤として別の学校に行くとか私立に行くとかは考えていなかったんですか?

ーーえみさん:考えていました。私立はどこに行くにしても自宅から遠くなってしまい通勤時間が長くなるので無理だと思っていたのと、非常勤は授業だけやればいいっていう声も聞いていたんですけど、逆に授業だけで勝負っていうのは自分の中では考えられなかったです。

生徒とのコミュニケーションもほとんどないので、授業以外での関わり合い、例えば給食の準備や掃除を一緒にする中で信頼関係が出来上がってくると思っているので、授業だけでつながっていると生徒とうまくいく気がしなかったですね。

新川:なるほど、ということは続けるかやめるかの二択になったってことですかね?

ーーえみさん:そうですね、その二択になってしまったので中途半端には関われないので完全に辞めるのを選択した感じです。

新川:えみさんとは関係が長いですけど、初めは英語系でしたっけ?

ーーえみさん:最初は英語系の朝活でつながっていました。インスタのDMでコンタクトを取らせていただいたんですが、初めは二人目の復帰前です。

さよさんが教員向けのコーチングを募集していたので、復帰前でモヤモヤしていたところでコーチングを受けさせていただきました。

ラジオを聴いたり、インスタでやり取りをさせていただいたりでした。

復帰して1年目の7月にマインドマップを書いてもらって、二人目を抱えて働いているときにモヤモヤしている中でさよさんに話をきいてもらって自分の好きなことをする時間を取ってみる時間をとってみようと思えるようになれて自分の気持ちに向き合うことができて、改めて先生を続けようと思っていました。

新川:えみさんはSSプログラムに入るときには辞めるって決めていたんでしたっけ?

ーーえみさん:決めていました。

新川:自分との向き合い方は割と上手なほうだと思うんですけど、辞めてSSプログラムに入ろうと思ったのはなんでですか?

ーーえみさん:自分自身で日記を書いたり自分の気持ちの整理をつけることができていたんですが、さよさんが、「先生でもできるんだよ!すごいことができるんだよ!」という発言で勇気をもらい、

私自身でも過去の経験で当たり前と思っていたことが、実はすごいことがあるんじゃないか?でも自分だけではそれが何なのか気づくことができないと思ったので、さよさんのプログラムに参加させていただこうと思いました。

新川:世間では「教員は使えない」って言われることもありますが、そんなことないって思っています。もちろん使えない人もいるかもですが、それは、普通の会社も一緒じゃんって思います!だから私はその風潮を変えたいと思って頑張っています。
実際にSSプログラムに参加してどんな変化がありましたか?

ーーえみさん:過去の教員の仕事や学生時代に頑張ってたことなど、自分と向き合うことができたので良かったと思っています。

新川:いろいろと気づきをたくさん書いていただいて良かったです。
今後はどうなっていくんですか?これで行こうと思っている夢はありますか?

ーーえみさん:英語学習を通していろんな経験や出会いがあったので大人の女性が英語学習を通してポジティブな気持ちになれるような機会があればいいなと思っています。

実は地元のカフェとご縁がありまして、近々できそうなんです。

やってみたいという気持ちを口に出したりインスタでつぶやいたりしてみると、「私も興味があります」という方とつながれて、英語って難しいというのではなく楽な気持ちで取り組んでもらえるような関わりができるようなものを作りたいと思っています。

新川:ありがとうございます。
では最後に、このプログラムはどんな人が受けたらいいと思いますか?

ーーえみさん:自分のやりたいこととか強みがわからない人、モヤモヤしている人、自分一人ではわからない、決断できない人

SSプログラムに入ると、他の受講生とコミュニティーで情報交換もできるし、私だけではないと思えたりするので自分だけで考えるより他の人の力を借りたほうがいい場合があると思うのでやりたいこととか強みに気づきたいと思っている人が受けたらいいんじゃないかと思っています。

新川:ありがとうございます。
今後の活躍を期待しています。

追記(前回のインタビューから5ヶ月後)

今回は、以前インタビューさせていただいた元中学校英語教員の【えみさん】に、前回から5ヶ月ぶりにお話を伺いました。教員を退職してから半年が経ち、彼女がどのように新しい道を歩んでいるのか、その変化や成長についてお聞きしました。

えみさんが退職後に取り組んでいるお仕事や、働き方の変化、そしてご自身の夢に向かってどのように前進しているのか、リアルな声をお届けします。

新川:
えみさん、お久しぶりです!最近はいかがお過ごしですか?

ーーえみさん:
お久しぶりです、さよさん!元気にやってますよ。もう半年も経つんですね、早いものです。

新川:
本当に!あっという間ですよね。ところで、えみさん、今はどんなお仕事をされているんですか?

ーーえみさん:
今は主に3つの仕事をしています。一つ目は、個人で英語を教えていて、リアルとオンラインの英会話カフェも運営してるんです。

新川:
すごいですね!英会話カフェ、楽しそうですね。それから二つ目のお仕事は?

ーーえみさん:
二つ目は、ある会社のお手伝いをしていて、女性の多様な働き方を支援したり、企業のグローバル展開をサポートしたりする業務を在宅でさせてもらっています。ちょっと専門的な部分もあるけど、やりがいがあります。

新川:
それも面白そうです!じゃあ、三つ目は?

ーーえみさん:
三つ目は、不登校支援のプラットフォームでオンライン家庭教師として、小学生から高校生に英語を教えています。生徒一人ひとりに寄り添って教えるのが、とても充実してます。

新川:
なるほど、どれも英語に関わるお仕事ですね!やっぱりえみさんにぴったりです。それに、オンラインで働くってすごく自由ですよね。

ーーえみさん:
そうなんですよ!完全オンラインで、パソコン1台で仕事ができる生活、まさに私がずっと夢見ていた働き方です。

新川:
それは本当に理想的ですね。時間の使い方も自由になった感じですか?

ーーえみさん:
はい、すごく自由になりました。今日は長女が学校を休んでるんですけど、一緒に家にいられるので安心です。普段も朝はゆっくり過ごせるし、夕方も早い時間にお迎えに行けるんですよ。

新川:
それは素晴らしいですね!以前と比べて、時間の余裕ができてるんですね。

ーーえみさん:
はい、そうですね。まだ完全に理想の生活には届いていませんが、着実に近づいている感覚があります。時間的な余裕ができたことで、家族と過ごす時間も増えて本当にありがたいです。

新川:
えみさんのその前向きな姿勢、素敵です!収入面についてはいかがですか?

ーーえみさん:
収入はまだ十分とは言えないんですが、これからもっと頑張っていこうと思っています。少しずつでも、自分のやりたいことが形になってきているので、焦らずにやっていきたいです。

新川:
えみさん、本当に素敵なお話をありがとうございました。退職後も自分の好きな英語と関わりながら、新しいキャリアを一歩ずつ切り開いている姿がとても印象的でした。これからも、理想の働き方や夢の実現に向かって、えみさんらしく進んでいってくださいね!応援しています。

ーーえみさん:
ありがとうございます、さよさん。引き続きよろしくお願いします!

えみさんの活動の様子や最新情報は、彼女のSNSでチェックすることができます。英語学習や教育についての発信もされているので、興味のある方はぜひフォローしてみてください!