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「仕事をお願いされる人」には理由がある

「なんで自分じゃないんだろう」
「どうしてあの人が選ばれたんだろう」

そんな気持ちになったことはありませんか?

フリーランスや業務委託として働いていると、
「声がかかる人」「なかなか声がかからない人」の差に、ふとモヤモヤする瞬間があります。

でも、お願いされるというのは、ただ「技術」や「経験」だけではない、
もっと根っこの部分にある“信頼”の積み重ねなのだと、今日、あらためて気づかされたのです。

「仕事を“もらう”側から、“振る”側へ」

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かつて私は、フリーランスや業務委託として働いていました。ありがたいことにお声がけをいただいて、いろんな仕事を経験することができました。

でも今、私は経営者という立場になり、「仕事をお願いする側」にもなりました。

最近、とある組織の活動にサポートとして関わることがあり、
ある業務をお願いされました。

ただ、それは私がやるよりも、
「他の誰かにお願いした方がいい」と素直に思った仕事でした。

それは決して“簡単な仕事”という意味ではありません。

「私じゃなくてもできる」ではなく、
「だからこそ、信頼できる誰かにお願いしたい」という仕事です。

「選択肢はたくさんある。でも、真っ先に浮かんだ“あの人”」

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私の周りには、フリーで働いている人がたくさんいます。
実際、お願いできる人なんていくらでもいます。

でも、真っ先に頭に浮かんだのは、ある一人の方でした。なぜ彼女だったのか。

答えはとてもシンプルでした。

「丁寧に、誠実に、いつも対応してくれていたから」

彼女には、これまでいくつかの“お金にならない仕事”もお願いしてきました。ちょっとした手伝いや、ボランティア的な関わりもありました。

でも、どんな時でも本当に丁寧に、責任を持って取り組んでくれていたのです。だからこそ、私は彼女に安心して任せられる、と思いました。

「人柄も、“選ばれる理由”のひとつになる」

もちろんスキルやスピード感も大事です。



でも、それ以上に大事なのは「人柄」だと、私は思っています。

「この人の力になりたい」
「この人に頼みたい」

そう思わせるような日頃の姿勢、関わり方って、本当に大事です。

「お願いされること自体が、実は“能力”かもしれない」

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誰でも仕事を振られるわけじゃありません。
チャンスは、実は限られています。

そしてそれは、“声をかける側”になってみて初めてわかったことでもあります。
私自身、過去にたくさんの人に助けてもらいました。

今度は私が、チャンスを“与える側”になっていきたい。
でも、それも無限ではありません。

だからこそ、日々の小さな積み重ねが大事なのです。
「お願いされる人」になるには、普段の姿勢や仕事への取り組み方が、すべて見られているんだと思います。

誰でもできる仕事は、誰でも頼まれる仕事じゃない。

私があらためて感じたのは、
「お願いされる」って、本当にすごいことだということ。
どんな小さな仕事でも、そこには信頼と想いがある。

だからこそ、声をかけてもらえたら、
「この人にお願いしてよかった」と思ってもらえるような、
そんな関わり方をしていきたいですよね。

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あなたは今、誰かに「お願いしたい」と思ってもらえる関わり方ができていますか?

もし今、目の前の仕事が小さく見えていたとしても、
それが次のチャンスにつながる種かもしれません。