「本当に」やりきれているのか?

教育とビジネスは似ているところがあるなと思っていて、その中でも主に感じるのは「種まき」の必要性。教育も、学校でどれだけ生徒・児童のことを思って何かをしても、それがすぐに目に見える成長に繋がらないことも多くあります。
もちろん、感謝されず煙たがられることだってあります。それでも、子どもたちのために成長を信じて、「種まき」を続けるのです。
ビジネスも同様に、すぐには成果として繋がらないことも多くあります。
SNS発信もその一つ。どれだけ一生懸命に投稿してもその一投稿、数日では、成果が出ないことも多いものです。(もちろん出るときもあります)
時間がかかるものです。だから、辛抱強く続けていくことが大事です。でも、なかなか成果に繋がらないと、
「これはやめて、他の媒体にしようか?」
「この方法はダメだから、次はこれをやろうか」
そんなふうに、新しいものに手を出したくなります。もちろん、ずっと続けていて成果が出ないものは手放して、次の方法を考える必要があります。
うまくいかないとき新しい風も大切です。でも、次から次へと新しいものを取り入れようとして、あれこれ手を出している方にすごく疑問を感じます。
果たして、手放す段階にくるほどそれを「やりきっているのか?」ということです。多くの場合、SNSにしろ何にしろ、「やりきる」までやらずにやめていく人がいます。
なんとなく中途半端でやりきっていないのに見切りをつけて、「成果がでない」と決めつけて次の新しいことを始める。
手放したり、見切りをつけるのもまずは「やり切って」から。一旦、やりきるまで頑張ってみようと、と個人的には思います。