教員は教員免許をもっていますし、教員以外で教育関係の仕事をしてきた方は教員免許はなくても、何か勉強されて、特定の科目に特化した資格をもっている方が多いかと思います。

私も教員時代は、教員免許に加え、英語の資格をいくつか取得をしていました。

ですが、「教員を退職する」と決めたとき、「使えるな」と思った武器が実は少ないことに気づきました。

教員以外で教員免許は使えるのか？

英語の資格はどこまで使えるのか？

（私は英検１級ホルダーでもTOEIC満点でもありません）

ビジネスのことも全然わからないし、辞めるんだったら、もっといろんな資格をとっておけばよかった、もっと役に立つ勉強をしておけばよかった、など辞めようと思った当初はよく考えました。

「稼げる資格」「役に立つ資格」など検索したこともありました。

新しい資格を取得しようと思ったら時間もお金もかかります。

もちろん短時間で取得できる民間の資格もたくさんありますが、「簡単に」とれる資格は持っている人も多いので武器にならないものも多く存在します。

とはいえ、「稼げるようになる資格」なんて存在するのでしょうか？

稼ぐことを目的に資格をとろうとしても資格をとっても稼げないことって非常に多いです。

世の中には「資格ビジネス」という資格取得が好きな日本人にはうってつけの多くのビジネスが存在します。

とにかく不安だから、資格をとる。

しかし、資格と収入は比例しないことがほとんどです。

本当に学びたいことがあるとき資格を目指して勉強するのはいいと思います。

ですが、「稼ぐため」で資格をとろうとしているのであれば、立ち止まって考えてみることをおすすめします。

新しいことを学ぶ前に、本当にそれが

「自分が本当にやりたいことに直結するのか」

一度考えてみるとよいと思います。

私は、皆さんが今もっている資格だけでも十分に強みやサービスに繋がることが絶対にあると思っています。

使い方と見せ方だけだと思うんですよね。