私は教員を辞めてから楽なことばかりではありませんでした。

事業を始めて、うまくいったことばかりではありません。それでも、苦しみ、悩み、学び、考え、止まることもあったけれど人の力を借りながら行動をしてきました。

これまでいろいろなことが前に進んだのは、種を蒔いて、人格を育てられるように努め、人との繋がりを大切にしてきたからだろうなと感じています。

「幸運は用意された心のみに宿る。」

ルイ・パスツールの言葉です。

幸運というものは、ある日突然、棚から牡丹餅のようにやってくるのではなく、普段からそれを手にするための準備や努力をしてきた者だけが手にすることができるという意味です。

準備を怠るものには、チャンスは決して訪れない。

結果や成果は見えにくいと、途中で心が折れそうになることもありますが、それでも種を蒔き続けること。

そして育てていくこと。

その過程を大切にすることで、自分の成長にもつながり、来るべくして、幸運が巡ってくるのだと思います。