Re-Career株式会社のご紹介
■ 最初に伝えておきたいこと
皆さん、はじめまして。新川紗世(あらかわさよ)です。
ご興味をもって、こちらのページを開いてくださり、ありがとうございます。
こちらを開いていてくださっている皆さまは、これまで教員としての仕事を全うし一生懸命に子どもたちのために頑張ってきた先生たちです。
今教員としての働き方に何かしらのモヤモヤを感じていらっしゃる先生方は、間違いなく、ここまで頑張ってきた人たちです。
だから、このページに辿り着いた皆さまは、まずは、自分がやってきたこれまでをぜひ承認してあげてくださいね。本当にここまで頑張ってきましたね。
そしてここから、
- 教員以外の働く可能性をみてみたい
- でも教員としてやってきたことを無駄にはしたくない
- 自分の強みをもっと知ってみたい
- 自分の強みを生かした働き方を知りたい
- 教員の枠から出て、何か新しいことをしてみたい
- 自分をもっと知って、自信をつけたい
- 人生をかけて本当にやりたいことを見つけてみたい
そう思う方は、ぜひここからも読み進めてください。ただ、私は、皆さんに教員を辞めてほしいわけではありません。
「辞めた方がいいよ」「辞めたらうまくいくよ」
そんなことを簡単には言えません。辞めた方がいいのか、このまま教員でいた方がいいのか、その答えは、皆さんの中にしかありません。
その自分の中の答えをもっと明確にしたい人はぜひ参考にしていただけたらと思います。
Q.Re-Careerを始めたきっかけは何ですか?
A. 教員が「使えない」なんて嘘。先生たちってものすごい力がある。
私が退職を決意をしたのは2019年冬。
ここ2-3年で退職をして事業を始めている元教員の方の発信をよく見るようになりましたが、当時は発信している方はそんなに多くありませんでした。
教員を辞めるのはもったいない
安定している公務員を辞めて何するの?
先生たちって社会に出て、何ができるの?
そんなことを周りから言われました。
個人事業で先生たちのコーチングをさせていただいているとき、多くの先生たちと出会いました。そして、多くの先生たちと話せば話すほど、悩んでいる先生たちは、「本当に力がある、でもその自分の強みや能力に気がついていない」ということに気づきました。
それと同時に、なんでこんな素敵な先生たちが、こんな表情をしているんだろう。なんでこんなに子どもたちのためにやってきている先生たちが苦しんでいるんだろう。
そんな現状に、とても悲しい気持ちになりました。教員という仕事はとても素晴らしいものです。そしてそんな素敵な「教育」という仕事に一生懸命に関わってきた先生たちには、まだ自分でも気づいていない多くの強みがあります。
そんな教育に携わる先生たちに、強みやこれまでの経験やスキルを活かして、もっと生き生きと自分の人生も楽しんでほしいという思いから、やりたいことの実現のために会社を立ち上げました。
Q. Re-Careerの魅力は?仕事のやりがいは何ですか?
A. 教員が自分の可能性に気づき、輝きを取り戻す瞬間
これまで全国各地の教員と話をする中で、20代から50代まで、さまざまな年齢の先生方がそれぞれのライフステージで多様な悩みを抱えていることを痛感しました。
とても優秀で、熱意もあるのに、疲れ切ってしまい、前に進むことができない先生も少なくありませんでした。個別相談や体験セミナーに来てくださる方々の中には、そんな悩みを抱え、迷っている方も多くいました。
しかし、その先生たちが、4ヶ月のプログラムを通して自分とじっくり向き合い、次第にマインドが整い、目の前が明るくなる瞬間に立ち会うことができるんです。
最初は迷いや不安を抱えていたのに、4ヶ月後には、まるで別人のように元気で、笑顔いっぱいで卒業していく姿を見た時の感動は、言葉にできません。
教員という道に再挑戦しようと決意する方、新たなキャリアに一歩を踏み出す方、自分の可能性に気づいた瞬間の彼らは本当に輝いています。
最近、プログラムを修了した方と話す機会がありました。
彼女は「このプログラムが私のお守りです」と笑顔で話してくれました。その言葉に、私は心から嬉しさがこみ上げ、胸がいっぱいになりました。
教員時代も、生徒の成長を見ることが何よりの喜びでしたが、今は、成長していく先生たちの姿に触れるたびに、また新しい感動をもらっています。本当に涙が出るほど、誇らしい気持ちになります。
私はこの仕事を通じて、人の人生に寄り添い、変わっていく瞬間に立ち会えることが何よりのやりがいです。
また、弊社のスタッフやコーチ陣も全員が元教員。教員としての経験を社会に活かせないという声も聞きますが、私は先生たちが持つ力や可能性を信じています。
だからこそ、Re-Careerでは、教員としての経験を活かして新しい道に挑戦できる場所を提供し続けたいと強く思っています。
Q. 教員を辞めてから、どんな変化がありましたか?
A. 大変さのストレスの質。お金と時間の使い方。人付き合い、環境の変化
「さよさんは、教員を辞めて、今楽しいですか?」
これは実際に、相談に来られる方によく訊かれる質問です。
私の答えは、
「すごく楽しいです。でも楽ではない。」
ということ。
自分で事業を始めるって、すごく自由で楽しそうに見えると思います。だからこそ、憧れる人が多いです。でも実際は、やることはたくさん。
私も個人事業でやっているときは、それはそれで、全部自分でやっていててんやわんやでしたが、会社にしてからも、数名のスタッフの力を借りながらも、仕事が楽になったかというと、次から次へとタスクは湧いてきます。
嬉しい悲鳴でもありますが、結構な労働時間です(笑)
でも、「辛いか?」と訊かれると、辛くありません。すごく楽しいんです。
大変なこともあります。でも楽しいんです。
教員のときの大変さとは、また違う大変さを感じています。でも心地が良い。そして大きく変わったのは、時間とお金の使い方です。
教員時代は、ストレスが大きすぎて、休日はストレス発散、寝る、出かける元気もない、何もしたくない。そんな状態が続き、平日の疲労を考えると休日も思い切り遊べない日がほとんどでした。
しかし今は、休みは休みで思い切り遊べる。海外だっていく。会いたい人に飛行機や新幹線を使って会いに行く。そんなふうに動くようになりました。
新しい挑戦もたくさんできるようになりました。学びもたくさんして、新しい出会いもたくさんあります。
とにかくよい刺激とともに、自分の成長につながっているなと思っています。
自分の大切にしたいこと、価値観に沿って生きている感覚があります。
Q.教員退職後、どんな活動をしてきましたか?
A.オンライン事業を開始し、コーチング事業や教育団体設立を経て、現在の活動に繋げています。
2019年、病気休職を経験し、退職を機に長年の夢だったカナダ留学の準備を始めました。その際、オンラインで収入を得られれば安心だと思い、コーチングを学び始めました。
2020年3月、教員を退職し、カナダ留学を目指しましたが、コロナ禍で国が封鎖され、現地に行けず、オンラインでカナダの授業を受けることに。その間、オンライン英語講師やコーチング事業でオンラインビジネスを開始しました。
最初はビジネスがうまくいかなかったものの、業務委託でオンライン家庭教師やWEBライターなどさまざまな仕事をこなし、安定した収入を得るようになりましたが、これが本当にやりたいことではないと感じ、再びコーチングに注力することに。
教員向けのコーチング事業を本格的にスタートし、月100万円以上の収益を継続的に達成。その後、教員向けの起業準備講座を開講し、多くの受講生が集まるようになり、事業を法人化してRe-Career株式会社を設立しました。
自分の事業とは別に、仲間とともに教育団体G-Upsを立ち上げ、Webマガジンやペーパーマガジンの制作も行っています。
2023年には、Education 2.0カンファレンスで「優秀リーダーシップ賞」を受賞し、ドバイでの表彰式に参加。現在は、講座開講のみならず、民間企業での講師業として、女性のキャリアデザインやコーチング研修を提供しています。
Q.Re-Careerが主宰するプログラムはどんなものですか?
A.教員向け「自分の強み・本当にやりたいこと」を見つけるプログラム
多忙な毎日を送る学校の先生たち。自分のことは後回しになっている人も多いことでしょう。しかし、先生方こそ、自己と向き合う時間をもつことで、強みや本当にやりたいことを明確にして、いきいきとした大人の姿をこどもたちに示す存在であってほしいと願います。
さらに…
見つけた「自分の強み・本当にやりたいこと」を生かした人生に繋げるサポート
自分の強みや本当にやりたいことが明確になったら、それを生かした人生を歩む体現者になってほしい!そのためのサポートまでできるよう、継続したサービスをご用意しています。
Q.Re-Careerでの今後のビジョンは?
A.教員が強みを活かして未来を豊かにする組織を築きたいです。
私は、教育が社会の根本であり、未来を作る最も重要な柱だと信じています。子どもたちに知識だけでなく、生きる力や希望を伝えるのが教員です。
その役割を担う先生たちが、自分の強みを活かし、生き生きと働ける環境を作ることこそが、より良い社会を築く鍵だと思っています。
教育に携わることは、未来そのものに触れること。
だからこそ、私は教員たちが自分の可能性に気づき、もっと自分らしく、誇りを持って働けるようにサポートしたいのです。新しいキャリアの選択肢を持つことで、教員という職業にもう一度自信と希望を感じてもらいたいと心から願っています。
また、教員不足の問題は日本だけでなく、世界中の教育現場で共通する課題です。
私は、海外とも手を取り合いながら、グローバルな視点で教員の支援を拡げ、教育の力で社会を変えていきたいと考えています。
教育は世界中の子どもたちの未来を育て、社会全体をより豊かにするものです。だからこそ、私はこの仕事に情熱を注ぎ続けます。
さらに、私は教員経験者が集まり、その強みを活かして活躍できる、社会に貢献する最大の組織を築きたいと思っています。
教員としての経験やスキルは、決して社会に無駄なものではなく、むしろその力を信じ、育て、広げていくことで、大きな変革をもたらすことができる。
教育の力を信じる人々が集まり、新しい可能性を開いていく場を作ること、それが私のビジョンです。
■ 今キャリアで悩んでいる教員の皆さまへ
今、教員としてのキャリアに迷いや不安を感じている方へ。
教員という仕事は、子どもたちに大きな影響を与えるとても重要な役割です。それだけに、悩みやストレスも多く、時には自分の力が十分に発揮できないと感じることもあるでしょう。
でも、あなたの経験やスキルは、教室だけに留まるものではありません。
教育という枠を超えて、その強みを活かせる新しい道が、必ずあります。教員として培ってきたものは、社会のさまざまな場面で大きな価値を発揮する力になります。
キャリアに悩むのは、それだけ自分自身を大切に考えている証拠です。
今はその悩みが大きく見えるかもしれませんが、一歩ずつ自分に向き合い、選択肢を広げていくことで、未来が少しずつ明るく見えてくるはずです。
教員としての道を続けるのも、新たなキャリアを見つけるのも、どちらも大切な選択です。
どうか、自分の強みや可能性を信じて、一歩を踏み出してみてください。私たちは、あなたがその一歩を踏み出す瞬間を全力でサポートします。
「あなたが輝いて、子どもの希望となる生きた教材になる。」をミッションに掲げ、コーチングを活用して、教員向けの新しいキャリアの選択肢を広げる講座「Strength Sight (SS)プログラム」を主宰。
静岡県出身。現在は、静岡県と東京都での2拠点生活をしている。1年間高校で講師、その後11年間中学校で英語教諭として勤務。2020年4月より個人事業を開始。現在は法人化をして、元教員のスタッフたちと共に事業を拡大中。若手教員から管理職までの相談件数は延べ500件以上。