子育てと教員のはざまで迷った私が、“自分らしい働き方”に出会うまで
新川:
はい、それでは今日はあちこさんに来ていただきました。
お久しぶりです。よろしくお願いします。
まずは簡単に自己紹介をお願いできますか?
— あちこさん:
お久しぶりです。
岡山県で約10年間、中学国語の教員をしていました。
よろしくお願いします。
新川:
よろしくお願いします。
あちこさんは、SSプログラムを見つけたときには、もう“教員をやめる”と決めていたんですよね?
— あちこさん:
はい。退職は2年ほど前から決めていたので、SSをインスタで見つけたときには、もうほぼ確定していました。
新川:
では改めて、10年間どんな思いで先生をされてきたのか、聞かせてください。
— あちこさん:
はい。大学卒業の頃は教員採用試験の倍率が高くて難しく、ゼミの先生から「まず社会に出てみるのもいい」と言われ、一般事務として働き始めました。
7年ほど民間にいたんですが、30歳で「やっぱり教員免許を生かしたい」と思い、講師として働き始めました。
最初の学校は本当に楽しくて、部活で全国大会にも行かせてもらって、すごく充実していました。
新川:
最初の学校は相性がよかったんですね。
— あちこさん:
はい。
でもその後、大きな都市の学校に異動して、結婚してということがあり、そこで働き方が一気に厳しくなりました。
“24時間勤務みたいだ”と当たり前のように言われていて……。
新川:
なるほど、それは大変でしたね。
— あちこさん:
子どもを産んだあと、小学校の支援員などを経て、再び採用試験を受けて正規教員になりました。でも、「子育てしながらのフルタイム」は想像以上にきつかったです。

新川:
実際、どんなところが一番きつかったんですか?
— あちこさん:
帰れないことです。
指導してくれていた先生が厳しくて、帰ろうとすると止められたり、急に別の仕事を振られたりしました。
“もう無理だ”と思いました。
新川:
授業はできた。
でもそれ以外がしんどかったんですね。
— あちこさん:
はい。
授業だけならまだ続けられたと思います。
でも、生活との両立は厳しくて。
最終的には息子が小学校受験で合格し、明らかに通えない距離になってしまったので、物理的にも続けられない、と決断しました。
新川:
そんな中でSSプログラムを見つけてくれたんですよね。
なぜ入ろうと思ったんでしょう?
— あちこさん:
最初は“好きな場所で、好きな時間で働けるリモートワーク”に興味があって、いいなと思ったんです。
SS受講の決め手は、面談で言われた 「好きなこと・得意なことの見せ方を学べる」という言葉でした。
私、ずっと“思いを言葉にできる人を育てたい”と思ってきたので、それがすごく響きました。
新川:
4ヶ月受けてみて、印象に残っている学びはありますか?
— あちこさん:
はい。
“5つのキーワード(価値観)”を出した時、
「あ、私はこれが叶う仕事がしたい」
ってはっきり思いました。
今まで漠然としていた“好き・得意”が言葉になって、仕事探しの軸ができた感じでした。
新川:
今は経理の勉強を始められたんですよね?
— あちこさん:
はい。
昔、一般事務の時に簿記3級を取っていたので、その経験を生かしています。
今はリモートワークの会社で業務委託として働きながら、実務経験を積んでいます。
新川:
すごい!行動力も素晴らしいです。
あちこさん:
実は路面電車で広告を見たのがきっかけでして(笑)。
「ちゃんとした学校がやってるなら大丈夫かも」と思って面談して、入ることにしました。
その後、友達がリモートで働いていたことも分かって、トントン拍子に進みました。

新川:
これからの働き方はどう考えていますか?
— あちこさん:
まずはリモートで正社員になることが目標です。
今は業務スタッフですが、正社員になると、チームをまとめたり、同じ働き方をしたい人に教える仕事もあるようで、いつかそこにも挑戦してみたいです。
新川:
最後に、働き方に悩んでいる先生たちへ、メッセージをお願いします。
— あちこさん:
「深く考えすぎなくていいよ」と伝えたいです。
周りにどう言われるかとか気にしなくていい。
自分らしく動いていたら、道は開けるし、結果はついてくると思います。
教員の働き方って本当にいろいろあるし、いざとなれば戻る道もある。
だから一度離れるのも全然アリだよ、と伝えたいです。
新川:
本当にそうですね。
あちこさんみたいに柔軟にキャリアを選べると、働き方の可能性って広がりますよね。
これからの挑戦も応援しています!

